Blockchainを利用したWien Energie冷蔵庫が誕生

2019年5月3日

Wien EnergieとBoschは、この度ブロックチェーンを使った冷蔵庫を製造したと、プレスリリースで発表がありました。

4月3日水曜日、オーストリアの電力供給企業であるWien Energieは、多国籍の技術・電力会社であるBoschと協業して、電力消費を管理することができる、初めてのブロックチェーン冷蔵庫を開発したと報じました。

このプロジェクトは、電力市場に家計の参加を促し、電力消費・生産について消費者の意識を高めることを目的としています。どちらの企業も消費者を教育する傍ら、エネルギー消費を節約できる可能性を探っており、ここでブロックチェーンは環境問題に貢献しています。

どのような仕組みでしょうか?

公開された詳細によると、この冷蔵庫は、スマートフォンやタブレットで使えるアプリを使って管理することができます。Wien Energie の CEOであるPeter Gönitzerはこう述べています。「私達にとってブロックチェーン技術は新しい機会であり、既にいくつかの顧客と試験的に実践可能性を探っています。将来的に、エネルギーの話題をより包括的なものにすることが目的です。」

冷蔵庫は電力を消費するため、取引確認や明確な起源の証明があることで、プロセス全体がより透明性を持ち、エネルギーがどこから来ているか見ることができます。ブロックチェーンはデータの安全性を持つため、送る側の匿名性を担保しながら、生産から消費までの記録に透明性を高め、取引を公にすることができます。設定やデータについては、顧客に決定権があります。

プロジェクトとしては、数カ月以内に3つの顧客を試験的に導入する予定です。また、Wen Energieは、Riddle&Codeと協業し、数か月後に完成するブロックチェーン基盤を開発しています。100もの参加者が、革新的な関税モデルの研究など、ブロックチェーンをどのように利用できるかの実行可能性を検証しようとしています。

多くのブロックチェーンアプリケーションが開発され、実用段階に移されるにつれて、多くの組織が、消費者に対して商品やサービスが提供される過程を、透明性を高める方法に関心を持ってきています。ブロックチェーンが可能にするデジタル認証や分散化は、少しずつ魅力的な特徴となってきていて、多くの主要企業がその可能性を模索している最中です。どのような結果になるかは、近い将来にわかるでしょう。

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