Gazpromがブロックチェーンを活用

2019年5月2日

ロシアの国営ガス会社Gazprom(ガスプロム)によるガス供給の自動化にブロックチェーン技術が採用されるとの情報が Cointelegraph によって報道されました。

ロシアの金融ニュースサイトVestifinance によると、ロシア首相Dmitry Medvedev氏がGazpromの会長Alexey Miller氏と会談し、様々な応用技術分野におけるブロックチェーンの活用について議論しました。首相は非常に前向きであり、ブロックチェーン技術はロシア経済を「有望な」未来へ導くであろうと発言したそうです。

Gazpromの会長Alexey Miller氏はGazprom社がブロックチェーン技術を使って契約をデジタル化する「プロセスを実行し始める準備ができた」と明らかにしたことを報道は伝えています。彼はまた、Gazpromが開発したプロトタイプモデルが契約参加者間のデータ共有を可能にし、ユーザーのセキュリティ向上に役立つと述べました。Miller氏は次のように説明しています。「契約の締結、監視、および実行のプロセスを自動化するための技術プラットフォームのプロトタイプを開発しました。このシステムは、アービトラージとガス料金の自動化も提供します。」  また同氏によると、Gazpromは一部の大手産業消費者と共同で自動化プロセスの実施を開始します。

Gazprom

Gazpromはブロックチェーン技術をすでに実験運用していることで知られています。昨年Gazprom Neft航空燃料補給事業の運営者である Gazpromneft-Aero が、S7航空と共同で、ブロックチェーンベースの航空燃料スマート契約を開発および実行しました。これはロシア市場におけるブロックチェーン技術の最初の大々的応用ケースです。

さらに、ロシア大手銀行の Gazprombank は昨年4月に、富裕層の顧客限定で暗号通貨取引のサービスを始めることを発表しました。 Gazprombankの副会長Alexander Sobol氏が述べるには、比較的寛容な規制環境であるスイスの子会社を通じて事業の拡大を図る見通しです。詳細の発表は未定です。

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