暗号通貨銀行が営業開始

2019年4月18日

プエルトリコに拠点がある暗号通貨銀行のサンジュアンマーカンタイル銀行(SJMBT) は、金融機関委員会のプエルトリコ局(Puerto Rico’s Office of the Commission of Financial Institutions, OCIF)によって国際金融機関(international financial entity0, IFE)として免許を受けました。

プレスリリースによると、この銀行は法定通貨とデジタル資産の管理・決済サービスを提供しており、関連会社のサンジュアンマーカンタイル取引所 (SJMX)が運営する取引プラットフォームに統合される見込みです。

SJMBTとSJMXは機関投資家向けに、安全で効率的な方法でデジタル通貨を取引できる方法を提供するとプレスリリースで述べられています。SJMBTは、顧客向けに法定通貨や暗号資産銀行サービスと管理を、単一の取引プラットフォームで提供している最初の金融機関の1つです。

SJMBTの代表かつ業務執行責任者のNick Varelakisはこう述べています。「SJMBT銀行が営業開始することは重要な節目です。デジタル資産界の機関投資家は、正式に免許を受け規制監督下にある銀行の提携先を得ることで、デジタル資産の取引マッチングや決済のためにより安全な環境が手に入ります。また、デジタル資産の流動性が向上するにつれて、SJMBTはリアルタイム決済や口座リバランスなどの重要なサービスを提供することができ、日々の顧客取引をさらに支援することができるようになるでしょう。」

MGHとNoble銀行とテザーの過去

サンジュアンマーカンタイル銀行は、ニューヨークマーカンタイル取引所の前代表かつドバイマーカンタイル取引所の創設メンバーであるJ. Robert Collins JRが設立したマーカンタイル・グローバル・ホールディングス(MGH)の傘下の企業です。

SJMBTの代表かつ業務執行責任者のNick Varelakisは、JPモルガンのビジネスアーキテクチャ・トランスフォーメーション部門の前エグゼクティブディレクターであり、プエルトリコのNoble銀行の業務執行責任者でした。どちらの立ち場でも業界では上級役職であり、後者はプエルトリコのNoble銀行と関係性がありました。Noble銀行自体がテザーやBitfinex(ビットフィネックス)と提携しようとしていたため、彼らは密接なつながりを持っています。Noble銀行はプエルトリコの主要な規制監督庁に監督されており、公に問題を起こしたことはないと、 ブルームバーグの記事は述べています。

ブルームバーグの記事が明確にしているのは、プエルトリコの銀行の規制監督機関は、2017年末までに、Noble銀行などのいわゆる国際的な金融機関が持つ現金や現金相当物はその前年の191百万ドルに比べて、33億ドルまで上昇したことを述べ、Noble銀行はその大多数を保有していたということです。

機関投資家の参入について、米国での市場のセンチメントは未だは混在しているとCointelegraphはコメントしています。それに対して CoinDeskは、マネーロンダリングやその他のリスクの懸念があることから、暗号通貨銀行は珍しい現象であると伝えています。

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