暗号通貨取引所がG20で規制監督者と協議

2019年6月28日

6月28、29日に日本で行われるG20サミットに暗号通貨界の注目が注がれており、各政府の指導者が集い暗号通貨界の規制において、新しい前例を作り上げようとしています。

FATFが今年初めに提案した標準規格に続き、G20のグローバルリーダーたちは「FATFの提案に沿って暗号通貨を規制し、マネーロンダリングやテロ資金調達を防ぐことに立ち向かう」という宣言を掲げました。  当該宣言は暗号通貨コミュニティに大きな話題を提供することになり、業界のリーダーたちは一丸となってFATFの提案した規制案への具体案を模索しています。

FATFとは?

フィナンシャル・アクション・タスク・フォースとは、アンチマネーロンダリングやテロ資金に立ち向かうグローバル標準を作ることを目的とする政府間団体です。36の国々から構成され、FATFによって作られた方針の草案はその構成国からは法律としてみなされます。

2019年2月に、FATFは標準規格を提案し、暗号通貨取引所を含む仮想資産サービスプロバイダへ、顧客だけでなく、顧客が行う送金の受領者の身元証明を行うことについても要請しました。FATFはそれらの基準へ業界の意見を求めており、大阪でのG20サミットの間に最終的な草案をまとめることになっています。

これらの提案に応じて、デジタル資産取引所や、鍵となる業界の代表者など、提案に直接影響を受ける人々が中心となり、G20サミットと並行して別のイベントを立ち上げ、提案されたFATF草案を議論します。これは、V20サミットと呼ばれます。

V20サミットとは?

V20サミットは世界の先進的な仮想資産サービスプロバイダのための2日間の業界サミットで、デジタル資産取引所や鍵となる業界の代表者やFATFからのゲストを招いて、大阪でのG20リーダーのサミットと並行して行われます。

なぜ作られたのでしょう? 

FATFの提案に追随し、主要取引所や業界のリーダーは政府や業界間の国際的なコミュニケーションを推し進め、FATFによって提案された最新の規格に協調的な対応をとる必要性があることを確認しました。

このサミットの目的は、暗号通貨コミュニティがこの11年間で築き上げてきた信頼を維持しながら、規制監督者と事業体双方を納得させるソリューションを見つけることです。G20リーダーサミットと並行して行われるサミットを通じて、鍵となる政府のリーダーたちは、会話を前に進めるために議論へ参加する予定です。V20の運営者は、仮想資産サービスプロバイダやデジタル取引所の支援なしでは、こういった議論についての声が上がらないだろうと感じています。

誰が参加するのでしょうか?

このサミットは国際貿易団体の代表者、デジタル資産取引所のリーダー、国内産業界の代表、FATFからの招待者で構成されます。業界のリーダーは、デロイトKraken(クラケン)Coindeskアクセスブロックチェーンアソシエーションなどです。

このサミットを通じて何をしようとしているのでしょうか?

  1. 大阪のG20サミットでの政府機関、暗号通貨会社、FATF代表者を交えたラウンドテーブル
  2. 仮想資産性質を持つ業界からの提案と、FATF提案とのすり合わせ
  3. 最新のFATF規格実施までの期間の延長
  4. FATFの情報収集要件を満たすプラットフォームを支えるプロトコルや規格の開発

出典:G20.org, fatf-gafi.org, V20.io, Saudigazzete.com.sa

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