必要とされる暗号通貨への規制

2019年3月4日

より多くの投資家や個人が暗号通貨へ投資をするにつれ、彼らの保護のために、より一貫性があり包括的な規制の枠組みが不可欠になってきています。これは、暗号通貨、取引所、投資家が携わる様々な機会で見受けられます。

カナダのQuadrigaCXからインドまで、より多くの国が、投資家の利益を保護し、成長する暗号通貨界を守るための試みについて議論を重ねています。

QuadrigaCX

カナダの暗号通貨取引所QuadrigaCXのチーフオペレーターのGerald Cottonが12月に死去した際、取引所は115,000名の預金者の250百万米ドルと見積もられる資産を置いておきながら、債権者保護を求め始めました。Nova Scotiaの最高裁判所は暗号通貨取引所の複雑さの探索しており、暗号通貨に何が起きたかの問題はまだ解決されていません。

The Conversation の記事で述べられているように、問題は、“暗号通貨界を統治する規制がない“ことにあるとのことです。Cottonのような起業家がQuadrigaのような、自律した検査を受けない会社を運営することは、誰にも止めようがないのです。例えば、記事が説明しているのは、Quadrigaは”規制の空白”の中で運営されており、預金を維持し通常の現金と暗号通貨の間の会話を管理しているということで、所有のための暗号通貨を取引所で発行していたわけではないということです。また、The Conversationの記事によると、基準と報告要件がないため、どんな規制も一般的には、Quadrigaの預金者をそのような不安定な立場においた無責任な過ちを防ぐことができないのです。暗号通貨界のハッカーや他のサイバー犯罪活動に対して最終的に作られる投資家保護の施策は、暗号通貨愛好家にとっては不要と思うであろう規制や管理によって達成されるかもしれません。記事はまた、保護、または少なくとも預金者が、彼らが金融資産を委託する委託者の軽率さでペナルティを追うようなことがないように、標準化された監視が必要だということも強調しました。

インドの最高裁判所:政府は4週間で暗号通貨規制を作った

インド準備銀行は暗号通貨の利用を制限しましたが、インドで暗号通貨の取引や交換は禁止されていません。The Economic Times によると、「公式に禁止されたわけではないにもかかわらず、RBIの通達により、実質的にはビットコインー暗号通貨の1種類ー の全ての取引や交換が停止しました。」と9つの暗号通貨取引所に助言を行っているNakul Dewanは述べています。Dewanはまた、「政府はこの問題に対していくらか明言しなくてはいけないでしょう。従業員もいますし、仕事も存在しています。」Bitcoinが報じたのは、「インド政府は暗号通貨の規制フレームワークについて取り組んでいます。金融庁は経済局長官のSubhash Chandra Gargが率いる委員会を設置し、規制の草案を作成しています。」

FATF

Financial Action Task Force (FATF)は国際的政府機関で、イギリス、スイス、ドイツ、フランスを含む30カ国を超える国から構成されています。当組織はマネーロンダリングに対した施策を作るべく運営されており、2月28日の木曜にウェブサイト上で、暗号通貨に関する初期のガイドラインについて公表したばかりです。

CySEC: 暗号通貨の熱い議論

キプロス証券取引委員会(CySEC)の会長であるDemetra Kalogeroは、CySECが、投資家保護を台無しにしてしまうかもしれない、新しい革新的なブロックチェーンや決済システムの監督体制への統一化されたアプローチをヨーロッパ全体のレベルとして行う試みにどのように関わっているかについて説明しました。 Finance Magnatesへの独占インタビューで述べていたのは、Kalogerou とCySECは規制慣行の視点から、規制主体との関係性を向上、エコシステムを最適化するために、金融イノベーションを有効活用する方法を探しています。直近では、CySECはブロックチェーンを主としたフィンテックイノベーションハブの設立を発表しました。

Kalogerouは、CySECは金融業界におけるブロックチェーンの利益をよりよく理解し、ありうるリスクを評価するために、ブロックチェーンや暗号通貨業界の専門家の議論に対してとてもオープンであると述べています。CySECやその他規制監督者にとって最も重要なことは、投資家保護を犠牲にすることと引き換えに崩壊を起こしてはいけないということです。

暗号通貨や暗号通貨取引所の観点でKalogerouは述べているのは、「完全な投資家保護を確実にするために、さらなる活動や法的要件を必要とするのかどうか決めるために、暗号通貨のリスクと利点について評価してきています。私達は、企業がどのような商品を市場に持ち込むのか、EUレベルで実施されている既存の規制の枠組みがそれに十分対応できるものなのか、できないとしたら、それはなぜか?などという観点について注意深く監視しています。私達の主要な目的は、現状を調べ、未熟なまま行動して通常に機能している資本市場に混乱を引き起こすことは避けたいという点があります。

Kalogerouは、暗号通貨については慎重に勧めており、時期尚早の決断をすることは避けたいとのことを明らかにしています。「CySECは、市場の堅実性や完全な投資家保護を維持することが義務付けられている規制監督庁です。暗号通貨界周辺はまだ広く規制が存在していないため、暗号通貨の投資家が必然的にもっているリスクについては、いくつか警告を出してきました。関連性のあるESMAの警告に従うと、どのように構成されるかにもよりますが、ICOは既存のEUの法規制の枠組みからは外れてしまう可能性が高いため、企業の行動が規制されたものであるかどうかについては、十分に注意を要します。小売り業者や、プロ投資家がこの未熟な分野にも興味を持っているということは無視してはいけないですし、十分に完成されたものでない商品についたも規制しようと焦ってはいけないと思っています。」

Kalogerouにとって、最終的な立ち位置を作る前に、理解を推し進めることの利点とリスクを評価することが大事ということになります。

QuadrigaCX、政府、規制監督庁、投資家、暗号通貨スタートアップと、関わってい様々な主体の利益を考慮しながら、皆がイノベーションを促進したいと思っています。願わくば、近い将来に、より多くの政府関連組織が前進し、彼ら自身の暗号通貨規制への立場を明確にすることで、より多くの暗号通貨保有者が自信を持って保護されていると感じることができるようになります。それはまるで、暗号通貨の現実、現代の進化し続ける金融システムにどのように適合するかなども含め、暗号通貨の幅広い採用も規制監督主体とともにしか進まないようです。

PumaPay CEO, Yoav Dror

ブロックチェーンベースの暗号通貨決済システムが、個人や事業者双方の需要を満たすために開発されているので、PumaPayはこのソリューションを長期の金融代替手段ととらえています。この点において、毎日の生活の中で暗号通貨の幅広い採用を促し、実行可能で利用できるソリューションを導入するために努力を重ねております。私達にとって、そして他の暗号通貨企業や投資家に、暗号通貨が幅広く採用されるようになるには、皆の利益が守られるある程度のルールが必要となります。QuadrigaCXの不運な例が示すように、潜在性がある、いかなるサイバー犯罪行為や暗号通貨業界に潜むハッカーや、現実問題として避けられない自然災害などから対投資家を保護するためにも規制が必要ということは証明されています。私達は、規制や政府の管理を導入するどのような試みや標準化された監督策も支援します。そうすることで、暗号通貨の保有者はそのようなリスクから守られます。暗号通貨や私達のような革新的なプロジェクトに信用を生み出すためには、私達を信用してくださる全ての主体の利益を守る方法を推し進め、暗号通貨の可能性をも信じるべきなのでしょう。

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