中国ウォルマートのサプライチェーンをブロックチェーンで追跡

2019年7月26日

ウォルマート中国は今週、VeChainのThor Blockchainを使ってサプライチェーンを管理することを発表しました。

今回の発表では、ウォルマート中国、VeChainPwC、Inner Mongolia Kerchin、中国Chain-Store&Franchise Associationが共同で行う”ウォルマート中国ブロックチェーントレーサビリティプラットフォーム(WCBTP)”と呼ばれる提携関係の概要が説明されています。  ウォルマートはブロックチェーンプラットフォームで追跡を行う製品ラインが23以上あり、年末までに100以上が追加されると立ち上げ時に発表されていました。

VeChain COOのKevin Feng氏は、次のように述べています。「世界規模の小売大手であるウォルマート中国によるブロックチェーントレーサビリティプラットフォームの発表は、ブロックチェーン技術の商用利用へ非常に重要です。  VeChainはウォルマート中国と協力して、生鮮食品のトレーサビリティを促進する技術を活用し、デジタル技術を通じたトレーサビリティプラットフォームの革新的なソリューションを提供し、より高い透明性や安全な消費体験を生み出すため、政府の呼びかけに積極的に耳を傾けます。」

米国ウォルマートが、ドローンによる配達生鮮食品部門のためにブロックチェーンを使ったサプライチェーン管理を導入することを検討していたり、この提携関係は、分散化台帳技術を世界の他の地域でも導入するというウォルマートの世界的な流れにそったものとなっています。  米国ウォルマートはごく最近、IBM、FDA、KPMG、および世界で最も古い製薬会社であるMerckとの提携を発表しました。これにより、処方薬の流通に関する情報を共有し、追跡するためのPoSのブロックチェーンネットワークの構築を目指しています。この提携の目的は、在庫を追跡する速度を向上し、サプライチェーンのメンバー間で共有されるデータの正確性と製品の完全性を担保することです。

IBMブロックチェーン部門のヘルスケア&ライフサイエンス分野におけるグローバルソリューションリーダーであるMark Treshock氏は、次のように述べています。

「このブロックチェーン技術は、サプライチェーン上で効率的に製薬製品を追跡する基盤となるだけではなく、データを公開することなくネットワークの参加者間のつながりを追跡することを可能にすることになります。」

出典:prnewswire.com, cointelegraph.com

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